
最終更新日 2005年3月28日
「介護」ってなんだろう?
いろいろな意味で、「介護」ってなんだろう。
今、家族を介護されている方、介護の仕事をしている方、あるいはもしかしたら介護を
受けている方もごらんになっているかもしれません。皆さんは、介護ってなんだろうと 思うことはありませんか?
イメージとしては「大変」?、「なんだか報われない」?、それとも「崇高な行為」?
介護は、それほど特殊なものではないと思います。「人間として生きること」。それが
基本だと思うからです。子供は人間として大きくなっていきます。大人も「人間として 生きたいと思うこと」を否定される人はいないでしょう。年をとり、死というものが近 くなっていたとしても、人間として生きたいと思うはずです。普通のことではないです か?
しかし、そう単純ではないのですね。実際に経験すると。「楽じゃない」ことがとても
多い。それが「大変」などのイメージとなっていくのですね。
私は介護保険施行実施される半年前からヘルパーを始め、3年間現場で実際に働き、そ
の後1年間福祉用具の専門相談員として働きました。「楽じゃない」も経験しました。
でも、ヘルパーをやめた理由は生活ができなくなったからです。割と大きな会社で契約
社員として働いていたのですが、年を経るごとにだんだんもらえる金額が減っていった のです。生活を圧迫するほどになりました。仕事の内容、時間はさほど変わらないのに です。どうしてそうなるかというと、措置のころ(介護保険以前)は、役所から予算を もらいその中で人を回していくというやり方で、経営は安定させることが可能だったも のが、介護保険が始まると、利用者との直接契約となり、利用者数、またケアの内容に よって収益が変わり損益分岐がシビアになり、そのしわ寄せが末端のヘルパーに来たと いうわけです。聞くところによると、ヘルパーの収入が安定しているところもあるよう ですが、私の働いていたところはそうでした。
ただ、そうはいってもヘルパーをした経験は代えがたいものがあります。ヘルパーの仕
事は大変でしたが、喜びもありました。でも、ヘルパーとしてかかわっている以上に利 用者、そしてそれ以上に介護者が「楽じゃない」ということも学びました。
ここでは『介護』というものから少しでも「楽じゃない」状態からの開放を考えていき
たいと思っています。それぞれが「人間として生きる」ために。
rumioxy
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